圧力測定フィルム プレスケール このページを印刷する

プレスケールは、さまざまな接触面や加圧部位における圧力分布を測定し、記録できる圧力測定フィルムです。

圧力測定フィルム プレスケール

プレスケールは発色剤層のマイクロカプセルが圧力によって破壊され、その中の発色剤が顕色剤に吸着し、化学反応で赤く発色します。測定圧力範囲は、下記より選択できます。

測定圧力範囲

(注)プレスケール種類の末尾記号:W=ツーシートタイプ S=モノシートタイプ
IMPa≒10.2kgf/平方センチメートル

モノシート? ツーシート?

プレスケールにはモノシートタイプとツーシートタイプの2種類のタイプがあります。モノシートタイプは1枚の支持体に発色剤と顕色剤を塗布したフィルム。ツーシートタイプは発色剤と顕色剤が別々の支持体に塗布されたフィルムです。ツーシートタイプはA、Cの各フィルムを重ね合わせて使用します。

モノシートタイプ

モノシートタイプ

ツーシートタイプ

ツーシートタイプ

性能

モノシートタイプ ツーシートタイプ
精 度 ±10%以下(23℃・65%RH時の濃度計測定にて)
使用推奨温度 20℃~35℃
使用推奨湿度 35%RH~80%RH

EXAMPLES

エンジンのガスケット面などのシール部の面圧測定、フランジ面の圧力解析、タイヤの接地面・接地圧解析、ロール接触圧の測定、その他にも…

  • エアバッグの荷重測定
  • エアコンシール面圧解析
  • クラッチ接合部の圧力測定
  • フランジ面圧測定
  • 金型圧力検査
  • 巾飛びの踏み切り圧解析

実例

エンジンのシリンダガスケット面圧測定

エンジンのシリンダガスケット締め付け時における圧力分布及び圧力値の測定は大きな問題となっております。しかしながら「プレスケール」を用いれば実際にシリンダブロックとガスケット・シリンダヘッド間に「プレスケール」をはさみ、実際に締め付けるだけで測定可能です。この「プレスケール」が優秀であることは、JIS D3105「自動車機関用シリンダ・ヘッドガスケット」の性能試験用に採用されたことでも実証されています。

エンジンのシリンダガスケット面圧測定

各種シール部フランジ面の圧力解析

フランジ面は油漏れを防ぐために、確実に適正な圧力で締め付けられていなければなりません。センサー等を用いての測定では、面的な圧力分布を測定することは困難です。「プレスケール」ならばフランジとフランジの間に挟み込み、実際に締め付けを行うだけです。あとは「プレスケール」を読み取り機にかけるだけで、正確に圧力分布を読み取ることができます。

各種シール部フランジ面の圧力解析

タイヤの接地面・接地圧解析

自動車において「進む」・「曲がる」・「止まる」を安全・確実に行うために、タイヤは重要な部品の一つになっています。そのタイヤが接触する接地面の解析において「プレスケール」はセンサーケーブル等を引き回すことなく、簡単かつ正確に接地圧の分布及び解析を行うことができます。使用方法は接地面(アスファルト面など)とタイヤの間に「プレスケール」を挟むだけです。はさみ終わったあとは読み取り機にかけるだけでFPD-901シリーズならば、視覚と数値でその接地圧分布を見ることができます。

タイヤの設置面・設置圧解析

ロール接触圧の測定

鋼板を正確に巻き取るためのテンションは、従来経験と勘によって行われてきました。しかし巻き取り部の一部が膨らむなどの不良が発生することがあり、適正なテンションを決めるまでにはカット・アンド・トライを繰り返すしかありませんでした。「プレスケール」ならば鋼板と一緒に巻き取らせることにより、正しい巻き取り圧力を測定することができるのでテンション調整を標準化することができ、コスト削減に寄与できます。

ロール接触圧の測定

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