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規格・技術情報

紙のサイズと厚さ

印刷に用いる紙にはさまざまなサイズがあり、規格品としてはISO(国際規格)やJIS(日本工業規格)に定められたものが流通しています。日本で一般的に用いられるのはJIS P 0138に基づくA判とB判です。

基本的なサイズ

A判はISO(国際規格)、JIS(日本工業規格)共通で以下のサイズに決められています。

規格 サイズ(mm) 主な用途
A0 841×1189 大判ポスター
A1 594×841 ポスター
A2 420×594 ポスター
A3 297×420 選挙ポスター、画用紙
A4 210×297 コピー用紙、パンフレット
A5 148×210 文芸誌、教科書、雑誌、伝票
A6 105×148 文庫、ハンドブック、絵ハガキ
A7 74×105 ポケット辞典
A8 52×74
A9 37×52
A10 26×37

B判は、ISO(国際規格)とJIS (日本工業規格)のそれぞれでサイズが微妙に異なります。日本国内ではJISを基準としたサイズを用いることが一般的です。

規格 サイズ(mm) 主な用途
B0 1030×1456 大判ポスター、図面
B1 728×1030 大判ポスター
B2 515×728 ポスター
B3 364×515 電車中吊り広告
B4 257×364 グラフ誌、楽譜、チラシ
B5 182×257 週刊誌、チラシ、辞典、教科書
B6 128×182 書籍一般
B7 91×128 手帳
B8 64×91
B9 45×64
B10 32×45

紙の厚さ

印刷に用いる紙の厚みは「重量」によって指定するのが一般的です。単位あたりの重量が大きいほど、厚い紙となります。

坪量(米坪)

1㎡あたりの紙の重さです。

連量

1,000枚あたりの重量のことで、一般的には四六判(788mm×1091mm)を基準としています。55kg、70kg、90kg などが流通しています。