導入事例
コストを抑えて出荷工程の運用を自動化
柔軟なシステムでさらなる効率化へ
- フォトプリント・加工サービス会社
- 開発部 I部長様
- 製造業
- 出荷業務
- DX促進
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1. 導入の背景
- 繁忙期の業務負荷を減らすためにDXの推進、工程の自動化を検討していた。
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2. 導入前の課題
- 自動化機器の導入にあたり、既存システムの改修が必要。既存システムの開発言語やOSが古いため、改修には多くの費用・期間がかかる。
- 今後、様々な出荷業務でも作業DXを進めていくうえで、適宜対応できるシステムを導入したい。
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3. 導入のポイント
- 上位システムの大幅な改修を行わず、自動封入封函機・オートラベラー等と連携させた運用が可能。
- 運用に合わせた設定やカスタマイズなどの柔軟な対応ができ、別業務でのさらなる効率化が見込める。
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4. 導入後の効果
- 初期・運用コストを抑えつつ、出荷工程の大幅な自動化が実現できた。
- 別業務を含めた、出荷業務に関わるシステムを統一化できた。
既存のシステムでは
自動化に対応できない
繁忙期の業務負荷を減らすDX推進の一環として、出荷処理の自動化を進めており、封筒素材の選定や自動封入封函機の設計においては順調に進んでいました。
しかし、機器と連携するシステムやデータベース構築について、以前からつきあいのあるシステムメーカーに相談したところ、繁忙期に向けた期限内対応が困難であり、かつコストも予想以上に高かったため、対応可能な他のシステムを早急に選定する必要がでてきました。
様々な機器・
システムと連携できる
超票クリエイターを導入
他システムの選定を進めていたところ、小林クリエイトから超票クリエイターの提案があり、候補の一つとして検討することになりました。
超票クリエイターは、他社物流センターでのオートラベラー連携や複数の配送会社送り状発行で実績があり、既存のシステムを改修せずに機器との連携やライン発行にも対応できる柔軟なシステムで、当社の要望とマッチしていました。
また、今回から利用する、配送会社用ラベルの購入を前提として、初期システム費用や次年度からのライセンス費用などを抑えていただけたことから、超票クリエイターの採用に至りました。
非常に厳しい開発納期にも柔軟に対応いただき、繁忙期の業務において想定を上回る効率化を実現できたことを大変喜ばしく思っています。
効率化と自動化の
次のステップへ
1台目(2021年12月)の導入に続き、さらなる効率化を目指し2台目(2022年1月)、3台目(2022年12月初)の導入を進めました。半導体関連の不足により、様々な部品 の入荷が困難な状況でしたが調整いただきスケジュールの大幅な遅れもなく無事稼働させることが出来ました。またシステムも新たな機能追加などに柔軟に対応し続けていただいております。
続いて別業務の効率化も提案いただき、作業場所変更が多い当社に適した移動をさせやすいリンテック社 最新モデル 電動モーター駆動の「L-VIS II EL」を導入致しました。電力消費を抑える効果もでております。
システムについては柔軟に対応いただき自動・手動ラインともに様々な送り状発行を『超票クリエイター』でサポートいただきました。データベース管理を『超票クリエイター』 で統一化できている点も評価が高いですね。
導入後の運用イメージ
※わかりやすさのため、データの複雑な流れは簡略化、
名称等も実際の物から変更しております。