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agis
農業における生産性向上を実現する方策としての
「人の管理」「栽培物の管理」を実現します。
圃場における⼈と栽培物を管理する(育てる)ための持続可能な⽣育管理ICTです。圃場の⼤規模化後に新たな経営課題となる「効率的な労務管理」「栽培物のトレーサビリティ」を実現する仕組みがICT化されています。
概要
生産性向上を実現する方策としての「人の管理」「栽培物の管理」を実現します。
これらの管理は、日々刻々と変化する下記のような圃場情報収集と把握が必要です。

QRコード利⽤






NFC利⽤



機能
agis⽣育管理システム Ver5.3 主な機能
主な機能 | 標準版 | 普及版 |
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タグ読み取り | QRコード(3種類) | RFID-NFCタグ(2種類) |
作業進捗管理 自動計画設定 |
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都度入力 | ||
日報・月報表示 | ||
ロケーション管理 | 作業進捗照会のみ |
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在庫管理 | ||
労務管理 個人の作業能率設定 |
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作業品質管理 | ||
圃場調査 経過観察記録 |
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生育調査 | ||
樹勢調査 | ||
環境登録 | ||
受注出荷管理 | ||
防除・施肥管理 | ||
各種ファイル入出力 |
- ※上記機能は、2020年6月時点のものです。予告なく搭載機能が変更になることがあります。
- ※表中の「×」は実装していないことを示し、実装をご要望の際にはカスタマイズでの対応になることを示しています。
- ※弊社のagis生育管理システムは機能修正できないパッケージ製品はありませんので、カスタマイズが可能です。
導⼊事例
株式会社エム・アンド・ビー・フローラ 様(千葉県・長野県)
株式会社大分ボール種苗センター 様(大分県)
- 業務内容
- ミヨシグループとボール・ホーティカルチャー・カンパニー(米国)の合弁により、F1ハイブリッドとして設立。
鉢物や花苗(プラグ苗)の約2,000種を生産販売。 - 拠点
- 千葉県印旛郡、長野県南佐久郡、大分県玖珠郡
- 導⼊⽬的
- 種苗生販事業の体質強化策として、
- 慣例作業の形式知化によるネック工程顕在化
- 生産工程の見える化による顧客サービス向上を目指す




国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 様
株式会社タカヒコアグロビジネス 愛彩ファーム九重 様 (大分県)
- 業務内容
- 地域エネルギーである温泉熱を活用した大規模施設園芸の実践。
高度な環境制御技術による国産パプリカの周年安定供給。 - 拠点
- 大分県玖珠郡九重町
- 導⼊⽬的
- 次世代施設園芸導入加速化支援事業の大分拠点にて革新的技術開発・緊急展開事業(うち経営体強化プロジェクト)の一環として、労務管理技術向上による収益力増加及び働き方改革への適応を目指す。




富士通ホーム&オフィスサービス株式会社 様(福島県)
- 業務内容
- 最先端のICTで栽培環境をコントロールした完全閉鎖型植物工場にて、低カリウム野菜の栽培・販売を実施。
- 拠点
- 福島県会津若松市
- 導⼊⽬的
- agisをベースに富士通・会津若松Akisaiやさい工場の多段式水耕栽培に特化した「FUJITSU Intelligent Society Solution 食・農クラウドAkisai 生育管理システム agis」を導入。日産3,500株の育成管理、トレーザビリティ強化、作業進捗確認を通して、お客様起点の栽培管理を展開。




トヨタネ株式会社 様(愛知県)
- 業務内容
- 種苗(野菜・花きの種⼦・苗)⽣産および農業関連施設・資材の企画販売。施設環境制御システム「Profarm」ブランドも⼿掛ける。
- 拠点
- 愛知県豊橋市
- 導⼊⽬的
- 農林水産省委託プロジェクト研究「人工知能未来農業創造プロジェクト」うち「栽培・労務管理の最適化を加速するオープンプラットフォームの整備にて農業における生産性向上を目的としたAI(人工知能)を活用した適正作業の自動立案システムの圃場・栽培手順標準化を手掛ける。




特定の圃場管理者に栽培管理を依存しない仕組みとして、会社の危機管理や働き⽅改⾰としていかがですか?
農業で当たり前の「あの⼈がいないとわからない」「外出どころか休むことができない」といった常識が変わります。
栽培物の栽培工程の
進捗情報
今、あの栽培物は順調に育ってるの?
出荷⽇に間に合うの?
栽培物の
ロケーション情報
今、あの栽培物はどこにいった?
どこの棟のどの畝にあるの?
栽培物の在庫情報
今、あの栽培物の在庫はいくつあるの?
今、いくつなら出荷できるの?
従業員の
作業進捗情報
今、作業は丁寧に時間通りにできているの?
圃場全体の作業は予定どおりなの?
栽培物の
樹勢状況情報
今、あの栽培物の樹勢(草勢)は
よさそうなの?
あの病害⾍の株の写真撮った?
これらの情報をいち早く把握するのは圃場の作業者であり、多くのICTではWeb作業⽇誌的にTabletやSmart-Phoneへの⼿⼊⼒をお願いすることになります。しかし、作業をしながらの⼿⼊⼒は「ちょっと⾯倒」「太陽光の元では画⾯が⾒にくい」「⽂字や⼊⼒エリアが⼩さい」などの不満や⼊⼒忘れや間違いも発⽣しがちです。
この状況に陥ると、管理者はICTの情報を信⽤できなくなるなり、結局電話や現地で作業者に直接⼝頭で確認するようになり、結果、現場に運⽤が定着しないということがあります。0.5haを超えた施設栽培・植物⼯場の規模になるとこの傾向は顕著です。この状況下では、事業・販売・出荷計画との差異がわかりにくくなります。
事業・販売・出荷計画との差異は、PDCAサイクルにより把握と対策をすることが重要ですが、現状把握の「D」が、簡単に・正確に・タイムリーでなければ、管理は漠然となります。
そこで、agisではこの「D」に電⼦マネー決済やWebサイトアクセスなどで使⽤されている「QRコード」や、電⼦乗⾞券やコンビニ決済などで使⽤されている「NFC」を利⽤し、圃場作業者がこの「QRコード」や「NFC」が搭載されているカードをピッと読み取るだけで情報⼊⼒ができるように⼯夫されており、これが最⼤の特⻑となっています。(特許取得済)