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以前、採血管準備装置の導入メリットや、装置の選び方についてご紹介させていただきました。
今回はその続きとして、弊社が提供している採血管準備装置、i・pres シリーズがそれぞれどのような施設に合う装置なのかを、採血管準備装置の選定ポイントと、装置独自の仕様を元にご紹介します。
▼まず、採血管準備装置の導入メリットや、装置の選び方について知りたい方はこちら
i・pres (アイプレス)シリーズとは、弊社で取り扱っている3種類の採血管準備装置のシリーズで、15~24管種搭載可能なハイエンドモデルの i・pres core(アイプレス コア)、12管種搭載可能なミドルレンジモデルの i・pres fine(アイプレス ファイン)、4管種搭載可能な卓上型モデルの i・pres fit(アイプレス フィット)を展開しています。
それでは次の項目から、採血管準備装置の5つの選定ポイントと装置独自の仕様を元に、各装置をご紹介します。
※選定ポイントについては下記を参照
まずは、15~24管種モデルの i・pres core についてご紹介いたします。
①採血管種数と搭載できる本数
搭載可能な採血管種数は15管種で、ユニット増設により20管種、24管種に対応することができます。また、各ストッカに100本搭載可能で、15管種なら計1,500本、20管種なら計2,000本、24管種なら計2,400本、搭載することができます。そのため、扱っている採血管の管種数・使用本数が多くても対応することができます。
※補足事項
i・pres core には、稼働中でも採血管を無造作に投入することできるストッカが、15管種タイプは3ストッカ、20、24管種タイプは4ストッカあります。そのため、忙しい採血業務の最中でも、補充が簡単です。
②発行スピード
ラベリングの処理スピードは1本につき4秒です。3プリンター搭載しており、同時処理も可能です。
③連続発行のトレイ数
待機可能な個数が20個と多いため、採血される患者様が多い病院様でも対応することができます。
④本体サイズ(W:幅×D:奥行×H:高さ)(単位:mm)
モニタを含まず15管種の場合で、1,100×925×1,260です。
⑤デザインカラー
ピンクとブルーから、採血室の雰囲気に合わせてお選びいただけます。
⑥装置独自の仕様
入院患者様の採血準備用パック機との接続
採血する入院患者様ごとに、ビニールパックするパック機の接続が可能です。連続準備と、安全な搬送を行うことができます。
以上のことから、外来採血患者様数・入院患者様の採血準備数・使用する採血管種数が多い病院様にオススメです。
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続いて、12管種モデルの i・pres fine についてご紹介いたします。
①採血管種数と搭載できる本数
搭載可能な採血管種数は12管種です。使用頻度の低い採血管には、手貼りラベルを発行することもできます。各ストッカに100本搭載可能で、計1,200本搭載できます。
②発行スピード
ラベリングの処理スピードは1本につき4秒です。プリンターは2台搭載しています。
③連続発行のトレイ数
10個まで待機することができます。
④本体サイズ(W:幅×D:奥行×H:高さ)(単位:mm)
モニタを含まない場合、570×840×1,450とコンパクトなサイズです。
⑤デザインカラー
ピンクとブルーから、採血室の雰囲気に合わせてお選びいただけます。
⑥装置独自の仕様
メンテナンススペースが不要
採血管の補充、ラベル交換、トレイの取り上げはすべて装置の前面から行います。装置の左右と背面のメンテナンススペースは不要なため、装置の左右に棚や壁があっても設置することができます。
以上のことから、設置スペースが限られている、または処置採血を実施している病院様にオススメです。
また、施設健診の受診者数が多い健診機関様にもオススメです。
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最後に、4管種モデルの i・pres fit についてご紹介します。
①採血管種数と搭載できる本数
搭載可能な採血管種数は4管種です。各ストッカに100本搭載でき、計400本搭載可能です。
②発行スピード
ラベリングの処理スピードは1本につき4秒です。
③連続発行のトレイ数
待機可能数は1個のみの「通常発行モード」と、複数の患者様の採血管や特定の採血管を大箱でまとめて準備する「連続発行モード」があります。
④本体サイズ(W:幅×D:奥行×H:高さ)(単位:mm)
670×646×537の卓上型です。
⑤デザインカラー
ブルーのみです。
⑥装置独自の仕様
オフライン発行機能
上位システムとの連携をしないで、任意の連番とバーコードを含んだ検体ラベルが発行できるため、基幹システムの改修が不要です。
以上のことから、一度に大量準備をされている、または当日に採血管を発行している健診機関様にオススメです。
また、使用する採血管種が限られている病院様、透析部門様や救急部門様にもオススメです。
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以上のことを表にまとめました。
採血管準備装置の導入をご検討の際に、ご参考にしていただければ幸いです。
i・pres core | i・pres fine | i・pres fit | |
---|---|---|---|
こんな施設様にオススメ | 【病院様】
・ラベルの手貼りを少なくしたい ・使用している採血管の種類・本数が多い |
【病院様】
・ラベルの手貼りを少なくしたい ・採血管準備装置の設置スペースに限りがある
【健診機関様】 ・採血室のスペースに限りがある ・施設健診の受診者数が多い |
【病院様】
・使用する採血管が限られている ・透析部門 ・救急部門
【健診機関様】 ・一度に採血管を大量に準備している ・当日に受診者様ごとに採血管の準備をしたい |
採血管種数と搭載可能な本数 | 15管種(ユニット増設により20管種、24管種対応可能)
1,500本(20管種:2,000本、24管種:2,400本)(100本/1管種) |
12管種 1,200本(100本/1管種) |
4管種 400本(100本/1管種) |
発行スピード | 4秒/1本/
300トレイ/1時間 |
4秒/1本
240トレイ/1時間 |
4秒/1本
240トレイ/1時間 |
連続発行のトレイ数 | 20個 | 10個 | 1個 |
本体サイズ(W:幅×D:奥行×H:高さ)(単位:mm) | 1100×925×1260(※モニタ含まず15管種の場合) | 570×840×1,450(※モニタ除く) | 670×646×537
(※本体のみ) |
デザインカラー | ピンク、ブルー | ピンク、ブルー | ブルー |
その他:装置独自の仕様 | 入院準備用のパック機の接続が可能 | 左右のメンテナンススペースが不要 | オフライン発行が可能 |
いかがでしたでしょうか。
弊社の採血業務ソリューションは、20年以上の歴史、150件以上の導入実績があり、採血管準備装置も多数ご導入いただいております。ご興味がありましたら、ぜひお気軽にお問合せください。
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