二要素認証② ~医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5.2版 徹底解説~

二要素認証② ~医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5.2版 徹底解説~

 

令和4年3月に厚生労働省より策定されている

「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第5.2版」

今回は、ガイドラインで「技術的安全対策」に掲げられてる『二要素認証』ついて、

認証手段のひとつであるICカードをご紹介していきます。

 

「二要素認証① ~医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5.2版 徹底解説~」

前回の記事はこちら

前回は、二要素認証の手段や認証強度について、ご紹介しました。

 


 

電子カルテの利用者認証機能

 

ICカードは、情報に対するアクセスをCPUが制御するという構造上、

外部からの不正なアクセス、読み出しや改ざんが非常に困難で、安全性が高いと考えられます。

 

既に多くのメーカーさまが、電子カルテの標準機能として、

ID/パスワード認証、ICカード認証を搭載しています。

 

ICカードのセキュリティ度は高く、読み取り装置も安価で導入できるため、

今後、二要素認証の対応としては、ICカードでの認証が普及すると考えられます。

 
 


 

ICカード作成における外注と内製の比較

 

 

ICカードの導入はしたいけれど、導入コストや随時発行が多いことがネックとなり、

導入が進まないというお悩みありませんか。

 
ICカード作成における外注と内製の比較

項目 外注 内製
1枚単価 発注枚数が多ければ安価
発注枚数が少ないと高価
発注枚数に関わらず一定
人件費 外注費用一式に含まれる 残業代が発生する場合がある
納期 通常は1~2週間程度だが、3月~4月などの繁忙期は納期がかかる場合がある すぐに作成が可能
セキュリティー 社員の個人情報を外部に出すため、リスクが伴う 外部流出の可能性が低い
作業負担 作成作業自体の負担はないが、校正や納期の問合せなどのやり取りが発生する 作成作業の負担がある
校正や納期の問合せは不要

 

 

表からもわかるように、コスト、納期、セキュリティーの面で、内製化にするメリットあると考えられます。

以上のことから、内製化を検討してみてはいかがでしょうか。

 
 


 

ICカードを内製化するには

 

弊社では、「二要素認証対策のための導入コストを抑えたICカード導入法」という

お役立ち資料をご用意しております。

 

お役立ち資料はこちら

↓↓↓

 

 
 

本資料では、ICカードを内製化する方法を2つご紹介しています。

 

①スタンドアロン発行可能な卓上型プリンタのご導入

 

②スタンドアロン発行可能な卓上型プリンタのご導入+2枚併用運用

 

これから内製化をご検討の方はもちろん、

既にICカードを導入されている病院さまにも、追加で作成する際にお使いいただけます。

ぜひお気軽にダウンロードしてください。