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今回は、採血管準備装置について、採血管準備装置とは何か、導入のメリット、
そして、装置の選び方をご紹介していきます。
オーダー情報に基づき、検体ラベルに属性・採血管情報を印字し、採血管に検体ラベルを貼り付ける装置です。
採血管準備装置内には、採血管を収納するストッカ、採血管の搬送ライン、自動貼付け用プリンタや手貼りラベル用プリンタ、そして、トレイ排出口が備わっています。
検体ラベルが貼り付けられた採血管や、採血指示書と呼ばれる採血管情報を印字したラベルが、
トレイの中に1オーダーごとに準備されます。
弊社製品を導入されているユーザーさまの病床数別の構成比は、以下のようになっており、
病床数に関わらず、導入が進んでいることがわかります。
採血室の中央化が進んだことで、採血管準備の自動化は必要不可欠となっています。
また、病院さまだけではなく、健診機関さまにも数多くご導入いただいています。
採血管準備装置の導入による主なメリットには、以下のようなものがあります。
採血は、臨床検査技師または看護師が実施します。
採血の経験が豊富な看護師でも、検査についての知識には差があるとお聞きします。
その場合、正しい採血管を選ぶ作業は大変ではないでしょうか。
もし選び間違えが発生すると、再採血となり患者さまに負担を与えてしまいます。
よって、間違いのない準備が求められます。
採血管準備装置が未導入の場合、
ラベルプリンタから検体ラベルを出力した後、
患者様ごとにラベルを仕分け、ラベルに印字されている採血管情報を確認、採血管を選択、ラベルを手貼り、といった4つの工程が発生します。
採血管準備装置では、これらの工程を自動化できます。
採血管準備業務の負担を軽減し、採血業務や患者さまの対応に集中することができます。
採血管のバーコードが読み取れる場所は、分析装置ごとに決まっています。
ラベルの貼り位置が不適切だと、分析装置の読み取りエラーとなり、ラベルの貼り直しの手間が発生します。
検査報告時間を遅らせないためにも、最適な位置へのラベル貼り付けは重要です。
採血管準備装置の導入には、メリットだけではなく、デメリットもあります。メリットと一緒に理解しておきましょう。
採血管準備装置の設置には、ある程度まとまったスペースが必要です。
また、多くが自立型であり、採血管準備装置の機種によっても大きさが変わってきます。
基本的には、採血室や採血ブースの中に設置するので、職員動線を考慮して設置しなければなりません。採血管準備装置を設置することで、採血室内のレイアウトを見直すことが、必要になる場合もあります。
電子カルテまたは検体検査システムと連携して、検体ラベルの印字内容と採血管の情報等を取得する必要があります。
導入時には、連携するシステム会社さまとの調整が必要で、接続のための費用がかかる場合があります。
採血管準備装置は、機種が複数あるため、運用に合わせて選択することができます。
選び方のポイントは、以下の5つとなります。
まずは、使う頻度が多い採血管の種類を整理しましょう。
使用回数が少ない採血管は手貼り運用にすることで、装置に搭載する管種数を減らすことが可能です。
1日に使用する採血管の本数も重要です。使用本数に合わせた採血管準備装置を選択することで、
採血管補充の回数を減らすことができます。
ラベリングのスピードや自動貼りプリンタの数によって、発行時間は異なります。
短時間に多くの準備が必要な場合は、発行スピードが速いものを選択する必要があります。
機種によっては、準備されたトレイを積み上げて、複数個を待機させる機能があります。
積み上げるトレイが規定の数になると、発行が一旦停止します。
患者さまの数が多い病院さまであれば、採血台の数も多くなるため、待機個数が多い方が適しているといえます。
どこに置くか、それに合わせたサイズの装置を選択する必要があります。
一度設置してしまうと、動かすことが難しいため、導入前にしっかり場所を決めましょう。
患者さまや受診者さまにも、目に触れる装置です。
病院さまや健診機関さまに合ったデザインやカラーを選択することで、イメージ統一や向上が期待できます。
いかがでしたか?
今回は、採血管準備装置とは何か、導入メリット、装置の選び方をご紹介しました。
弊社の採血業務ソリューションは、20年以上の歴史、150件以上の導入実績があり、
採血管準備装置も多数ご導入いただいております。
採血ファニチャもご用意しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
採血管準備装置 12管種モデル
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採血管準備装置 4管種モデル
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採血ファニチャ
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