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患者照合の必須アイテムであるリストバンド
その選定ポイントを用途・目的別にご案内いたします
皆様の病院では患者照合にリストバンドを使用されていますか?
今回はリストバンドを手書きしている病院様、導入をお考えの病院様、利用シーン増加をご検討の病院様向けとして患者照合リストバンドの選定ポイントをご案内いたします。
■急性期入院
一般的な急性期病棟の入院期間は数日~2週間。その間、患者さまに少しでも安心して入院生活を送ってもらえるよう、24時間手首に着けることになるリストバンドの品質は良いものが望ましいです。現在、国内で販売されているリストバンド製品の多くは品質に一定の配慮がなされていますが、そのうえで選定のポイントとなる3つの要素をお話しします。
(1)肌触り・通気性
前述のとおり、リストバンドは患者さまが入院中、手首に24時間装着しているものです。かぶれ・湿疹防止のための通気性確保や、アレルギーリスクに配慮した品質が求められます。
また、装着して固いと感じるリストバンドは患者さまのストレスにつながります。クレーム発生の原因にもなりますので、リストバンドの肌触り・柔らかさには配慮が必要です。
(2)確実な装着
リストバンドは装着している患者様がその本人であることを担保し、確実な患者照合と医療安全を支えるものです。装着したリストバンドが容易に外れてしまうと、患者誤認や患者様の無断外出につながります。
確実な装着のため、画像のように専用の留め具を使って固定する製品や、耐伸縮性に優れた製品をお勧めします。
(3)印刷スペースの大きさ
リストバンドには印刷スペースを大きくしている製品、必要最小限にしている製品があります。
これは病院さま側目線となりますが、印刷スペースを大きく確保することで、文字やバーコードを大きくする、バーコードを縦横に入れる、バーコードのほかに二次元コードを入れる等して患者照合作業をしやすくするという方法があります。
一方で、印刷スペースが大きい=肌に触れる面積が大きいということにもなります。患者様のストレス増とならないよう、印字面積を広く確保する場合は(1)の肌触り・通気性に配慮した製品をお勧めします。
他にも選定の決め手となり得る点はありますが、代表的な選定ポイントをご案内させていただきました。
それぞれのポイントに基づいた当社取り扱いのリストバンドは以下の通りです。
リストバンドについて 詳しくはこちら
いかがでしたでしょうか?
次回の記事では療養などの長期入院、外来用途、産科などの用途での選定ポイントと、最適な製品をご紹介します。
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