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1999年に発生した患者取り違え手術事故は、日本の医療安全政策における大きな転換点となり、この事故をきっかけに、外来診療においても患者確認の重要性が高まりました。
しかし残念ながら、近年でも患者取り違え事案は発生しています。
例えば、看護師が患者様のフルネームを呼んだ際に、別の患者様がそれに答えてしまい、そのまま診察を受けてしまうといったケースが見られます。
外来手術や化学療法、生命に関わる輸血など、患者様の取り違えが直接命に関わるケースも少なくありません。
現在、多くの医療機関で患者誤認防止のために複数の医療従事者による確認が行われていますが、それは時間と労力を要するものであり、現場の負担となっています。
その問題を解決するために「外来リストバンド」をおすすめします。
リストバンドの導入で、確認作業の効率化を図り、医療従事者の負担軽減にも貢献できます。
医療安全を強化する外来リストバンドのご紹介
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外来診療においての患者照合は、電子カルテなどの病院情報システムが導入されている病院様では、外来受診票に印字されたバーコードを使った照合と、口頭での確認をすることが一般的な運用かと思います。
現状の運用の問題点としては、以下の3点が考えられます。
長い待ち時間がある外来では、患者様が受診票をうっかり落としてしまうことも十分に考えられます。
単なる紛失だけでなく、もし複数の患者様が同時に受診票を落とし、それが入れ替わってしまった場合、重大な患者取り違えにつながる可能性があります。
特にご高齢の患者様の場合、「〇〇様ですか?」と尋ねても耳が遠くて聞き取りづらかったり、ご自身の認識が曖昧だったりすることがあります。
似た名前の患者様がいた場合は、さらに誤認のリスクが高まります。
内視鏡検査前の鎮静処置後など、患者様の意識が朦朧としている状況では、ご自身に確認することができません。
このようなケースでは、医療従事者による確実な照合が不可欠となります。
これらの問題はすべて外来リストバンドで解決できます。
患者様と患者IDを確実に紐づけることで、患者誤認のリスクを大幅に減らすことができます。
リストバンドは「受診票」での照合と違い、患者様が常に身に着けていられるため、より確実です。
そもそも、なぜ外来診療での患者照合に外来リストバンドをおすすめするのか、一般的な入院リストバンドとは何が違うのかと、疑問に思われるかもしれません。
そこで、当社の外来リストバンド「1Day FLATONE(ワンデーフラトーン)」と、一般的な入院リストバンドの特徴を以下にまとめました。
〈外来リストバンド(1Day FLATONE)と一般的な入院リストバンドの比較表〉
外来リストバンド(1Day FLATONE) | 一般的な入院リストバンド | |
---|---|---|
価格 | 低価格 | 高価格 |
印刷方式 | 感熱印刷(インクリボン不要) | 熱転写印刷 |
耐久性 | △ | 〇 |
装着 | テープ留め(留め具不要) | 留め具 |
取り外し | ミシン目で切り離し(ハサミ不要) | ハサミで切り離し |
一巻あたりの本数 | 150本 | 46~75本 |
入院リストバンドは、長期の入院生活を考慮し、耐久性や印刷の保存性が重視されています。
そのため、1本100円以上の製品もあり、コストがかかります。
一方、外来リストバンドは、日帰りでの利用を前提としているため、受付でのスムーズな発行や、患者様の負担を軽減するために装着や取り外しの簡易さに重点が置かれています。
また、大量消費を想定しているため、コストが抑えられています。
以上のことから、外来診療における患者照合には、外来リストバンドをおすすめします。
リストバンドによる照合を導入することで、目視とバーコードによる二重チェックが可能となり、患者誤認のリスクを削減できます。
一般的な入院リストバンドと比較して、外来リストバンドは低コストなので、日々の外来患者数を考慮すると、年間で大きなコストカットが期待できます。
また、電子カルテシステムの改修など、大きな負担なく導入する方法もあります。
印刷にインクリボンが不要なため、リボン交換作業もありません。
また、留め具不要で簡単に装着できるため取り付けがカンタンです。
以上のことから、外来診療における患者照合に、外来リストバンドの導入をおすすめいたします。
弊社では、「医療安全を強化する外来リストバンドのご紹介」というお役立ち資料をご用意しております。
本資料では、1Day FLATONEを発行し、運用する2つの方法をご紹介しています。
特に②の発行方法は、3ステップで簡単に行えます。
外来診療における患者照合方法の改善をご検討中の方も、リストバンドでの運用をご検討中の方も、ご興味のある方はぜひお気軽にダウンロードしてください。
医療安全を強化する外来リストバンドのご紹介
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