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クリニックや病院といった医療機関では、患者さまが来院する時間が集中し混雑が発生しがちです。
医療機関における待ち時間は、どの施設でも抱える顕在的課題ではないでしょうか?
今回は待ち時間緩和をテーマに、『採血業務フロアのレイアウト改善』についてご紹介します。
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採血室においては、朝一番に混雑する傾向が見られます。
採血の受付に行列ができたり、待合ソファーが患者さまであふれるといったことはないでしょうか。
そうすると、
・採血の受付職員を増やす
・自動受付機を導入し、採血の受付を自動化する
・待合ソファーの数を増やすなど
つい人・設備の投資を考えてしまいます。それにはコストもかかり、現実的ではない場合もあります。
私たちが考える待ち時間緩和対策は、人・設備を増やすのではなく、
まずは「運用を整理すること」をご提案しています。
その一つとして、『採血業務フロアのレイアウト改善』があります。
日々忙しい業務の中、検討をするにも何から始めたらいいかわからないといったお悩みはありませんか。
ここからはレイアウト改善を行う上での手順をお話しします。
まずはメジャーを用いて、部屋を採寸します。
部屋全体のサイズ以外にも、什器と壁の距離など、細かな部分の測定も必要です。
あわせて現況写真の撮影をすることをおすすめします。
受付~呼出し~採血完了までの、採血室でのヒトの動きを確認します。
関連するモノの位置や有無、どのように動くのか把握します。
時間ごとの人数や、採血台ごとのそれぞれの動きに対する所要時間を調べます。
データにより業務実態を把握することで、課題や要因が見えてきます。
ステップ1~3を踏まえて、問題点や要因より課題の洗い出しを行いましょう。
課題を踏まえ、改善できるよう図面の作成を行います。
実際に置けるかどうか、位置的に動線が交錯しないかどうか、などを確認します。
データに落とし込み、どれくらい時間短縮になるか、シミュレーションすることも大切です。
しかし、
「うちの採血室は狭いから、そんなに効果がでないかも」
と、考える方もいらっしゃるかもしれません。
レイアウト改善は、いくつかポイントがあります。
ポイントをおさえれば、狭い採血室でも改善が可能です。
採血業務ソリューションにおける20年以上の歴史と150件以上の導入施設がある
小林クリエイトは、レイアウト改善のノウハウを持っています。
レイアウト改善のポイントや改善事例が入ったお役立ち資料をご用意しております。
現状のレイアウトがチェック項目に該当するか、確認用としてもお使いいただける「レイアウト検討チェックシート」も入っています。
ご興味のある方はぜひ資料をご覧ください。