自動認識技術とは?基礎知識、活用シーン、
製造業向けのソリューションも紹介!

バーコードやOCR、RFIDなど、人を介さずにデータを読み取り、内容を認識する技術を「自動認識技術」と言います。自動認識技術は日常生活のさまざまな場面で活用されており、今後もさらなる発展が期待されます。本記事では、自動認識技術の基礎知識や活用シーン、ソリューションをご紹介します。

メールマガジン

自動認識技術とは

自動認識技術は「AIDC(Automatic Identification and Data Capture)」とも呼ばれ、「人間を介さず、ハード、ソフトを含む機器により自動的にバーコード、磁気カード、RFIDなどのデータを取込み、内容を認識する」技術を指します(一般社団法人日本自動認識システム協会による定義)。最近広く使われている顔認証も自動認識技術の一種です。

自動認識はモノと情報を結びつける重要なテクノロジーであり、近年注目されているDX推進の基盤となる技術でもあることから、今後のさらなる発展が期待されます。
なお、広く一般に使用されている自動認識技術は、ISOあるいはISO/IECで国際的な標準化が行われており、日本国内では、JIS で標準化されています。

出典:JAISA 一般社団法人 日本自動認識システム協会「自動認識とは」

自動認識技術の種類

主な自動認識技術としては以下の種類があります。

バーコード

日常生活で最もなじみ深い自動認識技術です。バーコードには一次元シンボルと二次元シンボルの2種類があります。

一次元シンボルは、日常の買い物などで見かける黒い太線や細い線が並んだものです。棒状の部分は光学的反射率が低く、棒の間のスペース(白い部分)は反射率が高い性質を利用して情報を表示しており、バーコードリーダーで読み取ることで情報を認識できます。
二次元シンボルは、X軸とY軸の両方向に情報を表示するものです。碁盤に白黒のドットを並べたような形の「マトリックス型」と、一次元シンボルを重ね合わせた「マルチロー型」に分けられます。

RFID

RFIDは「Radio Frequency Identification」の略で、無線通信を利用した自動認識技術のことです。「RFタグ」と呼ばれるICタグを、遠隔から専用リーダーによって読み取ります。非接触でデータの交信が可能であり、複数のタグの情報を同時に読み取ることもできます。

用途によって電波の周波数帯に違いがあり、物流管理や商品管理などでは860~960MHz帯が使われています。

RFIDについては以下の記事で詳しく解説しています。

バイオメトリクス

バイオメトリクスとは生体認識のことであり、指紋や音声、静脈、網膜、虹彩など、生物の個体的特徴を読み取ることで認識します。本人確認に利用されることが多いです。

OCR

OCRは「Optical Character Recognition」の略で、光学的文字認識技術のことです。印刷または手書きされた文字や数字を光学的に読み取り、電子テキストデータに変換します。複合機などに搭載されているものや、ハンディスキャナーやスマートフォンで読み取るものがあります。

磁気ストライプ

磁気ストライプの磁気の変化によって情報を読み取る技術であり、クレジットカードやキャッシュカード、定期券などに利用されています。磁気を利用するため、磁力を発するものと一緒に置いておくと不具合を起こす可能性がある点には注意が必要です。

自動認識技術の活用シーン

自動認識技術は、主に以下のような業界・シーンで活用されています。

製造

製造業の工場では、工具管理や金型管理などに自動認識技術が活用されています。これにより工具の紛失を防いだり、金型の貸し出し状況などを把握したりできます。

物流

物流現場においては、毎日数百万個も配送される宅配便を素早く正確に届け先別に仕分けすることに自動認識技術が活用されています。物流センターでは、1時間に何万個ものスピードで全国の配達先に仕分けをしています。

小売

小売の現場では約40年前からバーコードなどの形式で活用されており、レジの待ち時間削減などに貢献してきました。現在では値札にICチップを取り付けることで、顧客自身がレジで一括チェック・支払いをできる仕組みも登場しており、実際に取り入れている店舗が増えています。

医療

医療分野では、AIを用いた画像診断が活用されつつあり、疾患やがんの発見などに役立っています。これにより、疾患の見落とし防止や医師の負担軽減などに貢献しています。

【製造業向け】自動認識ソリューション

小林クリエイトは、自動認識の中でも特に二次元コード・RFIDに関する製造業向けソリューションを多く取り扱っています。以下で代表的なソリューションをご紹介します。

RePax(リパックス)

RePaxは、循環輸送資材について「どこに」「何が」「いつ」「どれだけ」あるのかをRFIDを用いて把握・管理するパッケージシステムです。輸送資材の利用状況を把握することで紛失や転用などを防ぎ、補充にかかるコストの削減に寄与します。
一般社団法人 日本自動認識システム協会 (JAISA) 主催の2021年度「第23回 自動認識システム大賞」にて入選しました。

出典:JAISA 一般社団法人 日本自動認識システム協会「歴代受賞システム」

ぶっぴんさん

ぶっぴんさんfor金型

シンボルカッター

RFID探索アプリ

「RFID探索アプリ」は、対象物にRFIDを取り付けることで、音の強弱により製品のおおよその位置を知らせるソリューションです。ローコストで導入でき、探索時間の削減を実現します。

RFID検知信号灯鳴動システム

「RFID検知信号灯鳴動システム」は、事故が発生しやすい場所に設置することで、フォークリフトが接近していることを通知し、事故を未然に防ぐことができるソリューションです。備品の持ち出しリスクも低減できます。

小林クリエイトでは上記のようなパッケージ製品の他にも、それぞれの現場に合わせた自動認識技術を活用したシステムのご提案を行っています。業務改善をお考えの方、現場の業務効率化やコスト低減に課題を抱えている方はぜひご相談ください。

以下の資料では、RFIDを用いた製造現場の改善アイデアを紹介していますので、ご興味のある方はご覧ください。

この記事を読んだ方におすすめの
お役立ち資料はこちら

お役立ち資料

RFID×製造現場
改善ネタ集

資料ダウンロード

メールマガジン

関連記事一覧を見る

お役立ちコラム一覧を見る