医療法人藤田会 西武川越病院様
療養病棟での医療安全レベルUP!
電子カルテ未導入でもリストバンド運用をお手軽に導入
独立行政法人 地域医療機能推進機構 大阪病院様
565床(一般病棟)
外来採血患者数 平均280人/日
独立行政法人 地域医療機能推進機構 大阪病院様(外部サイトリンク)
採血管の取違いリスク防止/患者様のプライバシーへの配慮/採血管準備の止めない運用/
スペースが限られている採血室への採血台・廃棄ボックスの配置
採血管準備装置i・pres core/パッキングユニット/採血業務支援システムRInCS/
採血業務指標化システム/採血ファニチャ
臨床検査科 技師長 竹村様
※部署名、役職名は取材当時のものです。
以下、お話を伺った臨床検査科 技師長 竹村様のコメントを掲載いたします。
新病院の建替えにあわせて、2012年5月より、採血管準備装置のリプレイスと、採血業務支援システムの導入検討を開始しました。
2015年2月に、新病院の本体工事が竣工、同年5月に新病院に引っ越し。2015年5月に採血管準備装置・採血業務支援システム・採血ファニチャ、2020年7月に採血業務指標化システムを導入しました。
採血業務支援システム導入前は、氏名で、採血管の目視確認・照合を行っていました。人による作業のため、採血管の取違いのリスクがありましたし、神経を使って確認作業をしていました。また、患者様の呼出しは、氏名による口頭呼出しをしていたため、プライバシーへの配慮が課題となっていました。
採血管準備装置は、既に導入していましたが、老朽化に伴い、トラブルが発生することがありました。特に、患者様が多い朝一番で、採血管準備装置が止まってしまったことにより、手貼り作業が発生し、スタッフが対応に追われてしまうことがありました。それによって、患者様を待たせてしまうことがあったため、改善する必要がありました。
新病院移転で新たに発生した課題もありました。以前より、採血室のスペースが狭くなったことで、現状の採血台数を変えずに、配置することに頭を悩ませていました。
システム導入により、採血管のバーコードを1本ずつ読み取って、患者照合する運用に変更したため、採血管の取違い防止に繋げることができました。また、採血管照合に、神経を使うことがなくなり、採血業務自体に集中できるようになりました。
スタッフからは、「バーコードを読み取るだけで、採血管の取違い防止を実現することができ、不安が軽減された。」「採血業務に集中できるようになった。」とのお言葉を頂いています。
小林クリエイトの採血管準備装置は、ラベル切れや故障時のプリンタ切替ができたり、稼働中にラベル交換や採血管補充ができる機能が備わっているため、忙しい朝一番でも、スムーズに採血管準備ができています。
また、故障頻度は少ないですが、万が一、故障が発生した場合でも、迅速に復旧できるようにフォローしてもらい、復旧後も経過観察してもらっているため、安心できるようになりました。
新病院になった際に採血室が以前より狭く、廃棄BOXを置くスペースに困りました。
また、採血台も5台設置したいと考えていましたところ、
小林クリエイトは採血補助台に廃棄ボックスを内蔵させ、且つ、細かい要望にも対応頂きました。
スタッフ一同、大変満足しています。
番号が印字された整理券を渡して、モニターで、番号呼出しをする運用に変更したことで、プライバシーへの配慮ができるようになりました。
また、受付順での呼出しができるようになり、患者様からの受付順に関するクレームが減少しました。
モニターに、待ち時間を表示する機能を実装してもらったことにより、すぐに呼ばれない場合は、先にレントゲン検査など別の検査に行ってもらうなどの時間短縮をすることができるようになりました。
また、不在者戻り機能により、不在者の再呼出しがスムーズになり、患者様に待ってもらう時間を減らすことができました。
患者様からは、「待合室のモニターに、番号表示と待ち時間の目安が表示されていることによって、待ち状況が分かりやすくなった。」「はっきり待ち時間が表示されるので、ありがたい。」というお言葉を頂くようになりました。
導入の決め手は、3つありました。
1つ目は、採血管準備装置のトラブル時に、迅速に対応ができることでした。
2つ目は、採血業務支援システムで、要望する機能が一通り備わっていたことも、決め手のひとつです。特に、氏名での呼出しではなく、プライバシー保護のための番号呼出しに対応できること、採血管の取り忘れ・患者取違いが防止できる仕組みがあることが、重要なポイントでした。
3つ目として、採血室のスペースに限りがあったため、スペースを有効活用するための採血補助台のオーダーメイドが対応できることも、導入の決め手となりました。
1.採血管準備装置のトラブル時の迅速な対応
採血管準備装置のトラブル時の復旧対応を、迅速に対応してもらっています。また、応急処置後のフォローとして、経過観察してくれているため、安心しています。
2.すべての採血管バーコード読み取りによる患者照合
採血管1本ずつのバーコード照合ができる機能により、採血管の取違い防止に繋がっています。
3.採血の失敗減少・採血スタッフ環境の改善
採血業務指標化システムの導入により、前回の患者様の穿刺情報が参照できること、患者様の採血難易度が分かることにより、採血を失敗する件数が減少しました。
特に、新人技師は、前回の穿刺情報が確認できること、自分の力量に合った患者様へ採血できることは、安心感もあり、助かっています。
また、失敗率の低下が、数値として目に見えるようになり、本人のモチベーションアップや力量評価もしやすくなりました。
4.採血室に合った仕様やサイズにカスタマイズ
採血補助台をオーダーメイドで制作することができるため、廃棄ボックスを組み込みましたが、開閉する際に、更に効率化するため、足で開けることができるペダルをつけてもらいました。
また、採血補助台のサイズも、採血室に収まるように、サイズ変更してもらいました。
採血業務指標化システムは、患者様の採血難易度と採血スタッフの力量とのマッチング、統計データの分析・活用など、活用できていない部分もあるため、さらに有効活用できるようにサポートしてほしいと思います。
また、欲を言えば、病棟分の採血管準備は、更に早く準備できるように、採血管準備装置での発行スピード向上を期待します。
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