ものづくりの最前線。

私の所属するフォーム生産第一課は、印刷工程の終わった用紙に仕上加工を施すことが主な仕事です。
仕上加工は、カット、ミシン入れ、糊の塗布、貼り合わせ、バーコードのプリントなど多岐にわたります。それぞれの加工が終わると、製品によっては検品を行い、箱入れの後出荷できる状態にします。
現在、ふるさと納税で使用されるメーリングフォームに機械で糊を塗布し、製品の形にカットする業務を担当しています。糊を塗る範囲や量、用紙をカットする位置が決まっており、それらを目視で確認、あるいは装置や器具を用いて測定することも業務のひとつです。

現在主に担当しているのが、大口の製品であることに加えて、品質に厳しいお客様のものであるため気が引き締まるとともにやりがいを感じます。また、同じ機械で同じ作業を行っても、乾燥のさせ方や糊の水分量、紙の状態が少し違うと、製品の状態も変わってきます。逆に、そういった部分に手を加えると、変化がすぐに数値として目に見えるのが面白いです。
まだまだわからないことが多く、先輩方が当たり前にできていて私では作業がスムーズにいかないということもあります。要所要所での判断や、トラブル時の対応に関しては、先輩方から特に積極的に学んでいきたいと思っています。

働くうえでプラスになった社内制度は2つあります。
1つ目はOJTです。私自身の習得状況に合わせ、細かく段階を分けて仕事を任せてもらえました。そのため、できる業務を無理なく増やしていくことができています。また、様々な機械を担当されている先輩方とOJTを通して早い段階からコミュニケーションが取れることで、その後も質問・相談がしやすい関係を構築することができました。
2つ目は住宅補助制度です。県外の出身である私は、就職するにあたり一人暮らしをしています。住宅補助が充実しているおかげで、関心を持っている分野の勉強や読書に割けるお金が増えるため、働くうえで大変助かっています。

私が自分の就職活動を振り返って感じることは、もっと人と話し、様々な場所を訪れ、多くの物事と関わればよかったかもしれないということです。興味を抱いたことに対し、小さくとも行動起こすことができれば、その経験は後々自分を支えてくれるように思います。
就職活動を進めていく中で、思い通りにいかない場面も多いかもしれませんが、ご自身の身体と心を第一に、納得のいく就職活動となるよう頑張ってください！